美肌へのケアも美白化粧品も効果がないばかりかレーザー治療では悪化するかも、と言われる肝斑(かんぱん・かんはん)は、ではどうやって治療したら良いのでしょうか。

肝斑の主な原因には女性ホルモンのバランスが大きく関わっていると考えられています。
そのため、肝斑の治療のために皮膚科を訪れれば、内服薬を処方されることになるでしょう。
レーザー治療やケミカルピーリングといった、皮膚の表面の色素を取り除くための外部的な治療では治りにくいのが肝斑です。
最近では肝斑のための市販の内服薬も登場していますね。
皮膚科などで処方される肝斑の薬は、炎症、アレルギーを抑える力を持ち、止血剤としても利用されることのあるトラネキサム酸というアミノ酸です。
トラネキサム酸には高い美白効果があり、大手の化粧品会社の美白専用化粧水にもトラネキサム酸が配合されているものがあります。
肝斑の治療薬としてトラネキサム酸が利用されるメカニズムは、バランスの崩れた女性ホルモンの刺激によって分泌される物質、プラスミンをトラネキサム酸がブロックし、プラスミンによってメラノサイトが活性化するのを防ぎます。
メラノサイトはシミのもととなるメラニンを合成する物質です。
トラネキサム酸を服用することで、メラニンの合成を阻害することが出来るというわけですね。
さらに肝斑に利くお薬の成分の中には、美肌効果、美白効果の高いビタミンCやL-システインが加えられているものもあります。
内服薬と共に、最近は美肌効果の高い物質として良く知られるようになったハイドロキノンが処方されることもあります。
トラネキサム酸を服用すると、その効果は1~2ヶ月後から現れ始めます。
場合によってはトラネキサム酸で肝斑が改善されたら、別のタイプのシミがはっきり見えるようになってしまった、というようなケースもままあるようです。
この場合は、肝斑以外のシミに合ったまた異なるケアが必要になるでしょう。
治療中は特に紫外線対策に気をつけるようにすることが大切です。
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肝斑以外のシミも、肝斑を悪化させる原因のそれぞれが関わっているものがめずらしくありません。
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